トリマーの給与について
トリマーをしていくうえで、なんと言っても気になるのがお給料。専門学校を卒業してから初めて働いてもらえる金額はいくらぐらいになるのか?また経歴が数年あるトリマーさんの給料の相場は?とても気になる部分ですよね。このページでは、トリマーさんがいくらお金をもらえるのかといった部分を見ていきます。
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■トリマー新卒の一般的な給与
専門学校を卒業して、新卒として入社したトリマーさんの場合は、一般的に下記のようになる場合が多いです。
新卒アルバイト:その地域の最低時給からスタート(例:東京都2016年の場合907円)
新卒正社員:月給14万円~20万円
地域によっても異なりますが、新卒のトリマーさんの場合、アルバイト・正社員の場合は上記のような金額の設定が一般的でしょう。
■新人トリマーさんの時給・給与は低い?

トリマーになり立ての最初のころは、ワンちゃん一頭を一人で仕上げることが出来ないので、シャンプーのみを担当したり、カットをしたとしても部分的であったりします。
少しずつトリミングの技術が上達してきて、ワンちゃん一頭を丸ごとカットさせてもらえるようになったとしても、やはり最初の1年目のうちは先輩トリマーさんから助けてもらう必要があったり、トリミングの最後にカットの手直しをしてもらう必要がある場合も多いです。
さらには就職先のサロンの仕組みやシステム、たとえば接客や電話対応といったものもやった経験がない場合は馴れるまでの期間も必要になってきます。トリミングの電話予約の対応の仕方や、トリミングの注文の取り方も、サロンごとにちょっとずつ違ったりするため、経験者トリマーさんでも中途採用として新しいサロンに移った場合には、馴れるまで1,2ヶ月は必要になる部分です。
そして新人トリマーさんの場合、多くは犬そのものの取り扱いに不慣れなことも多いため、トリミングの途中で犬に怪我を負わせてしまったり(経験者トリマーさんでも店舗を移ったときに慣れない環境で事故を多発することがあります)、またトリマーさん本人も噛まれてしまったりすることもあります。
このように新人トリマーさんは、当たり前ですがトリミングの技術が完成していないため、サロン側は給料を出しつつも新人トリマーさんに技術力の向上を手伝ってあげている状態であることになります。
そのため新卒・新人トリマーさんの時給や給与は、一般的な職種に比べても高目に設定することが出来ないという理由があるようです。
■大手企業のトリミングサロンの給与は?
大手企業の経営するチェーン型のトリミングサロンの給与に関しても、新人トリマーさんのうちは高いわけではありませんが、正社員採用の場合は福利厚生(社会保障)が個人経営サロンよりもしっかりしている場合が多く、昇給や賞与(ボーナス)がある場合もあります。
社会保障とは
健康保険
厚生年金
さらに有給休暇があり、中にはトリマーさん自身の美容代の一部を毎月負担してくれるといったサロンもある場合があります。
アルバイトのトリマーさんの場合は雇用保険、労災保険だけという場合が多いです。
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